コロナウィルスが蔓延するまでは、仕事は会社に行かなければできないことであり、在宅での仕事(テレワーク)というと特殊な職種や企業や事情があって通勤ができない人がするというイメージが強かったかと思います。
今はコロナウィルスの影響により、自宅で仕事をするテレワークが浸透してきています。
テレワークのメリットとデメリット
テレワークの仕事を探そうと思っている方に向けた事前知識として、テレワークのメリットとデメリットについてです。
テレワークに限ったことではありませんが、物事にはメリットとデメリットがあります。
テレワークで働く人にとってのメリットとデメリットとはどのようなことがあるでしょうか。
テレワークのメリット
- 通勤のための時間が必要ない
- 満員電車に乗る必要がない
- 家にいられる
- 隙間時間を有効に使える
- 居住エリアの制限がない
- 作業に集中しやすい
通勤のための時間が必要ない
通勤のための時間を働く時間に充てることができます。通勤のために使っていた時間を家庭のことや自分の勉強の時間にするなど、有効に使うことができます。
テレワークでは、電車やバスの遅延も気にせず、毎日きちんと決められた時間から仕事を始めることができます。
満員電車に乗る必要がない
満員電車に乗ることが好きな方は少ないと思います。満員電車は座れたとしても、快適な空間ではありません。
人身事故などで電車が遅延したときの満員電車は載ることを想像しただけで疲れてしまうくらいです。
テレワークの場合には、満員電車に乗って疲れてしまうことがありません。
家にいられる
テレワークですから、当たり前ですが家で仕事ができます。家にいれば、荷物を受け取ることもできますし、家族やペットの様子が見られるので、安心して仕事に取り組むことができます。
隙間時間を有効に使える
隙間時間ができた時に、洗濯機をセットする、食器を洗うなどして時間を有効に使うことができます。
居住エリアの制限がない
テレワークであれば、ご家族の仕事の関係で通勤が難しいエリアに引っ越しになり退職をすることはありません。
インターネットがつながる環境にあれば、日本国内に限らず海外にいても仕事ができるのです。
作業に集中しやすい
自宅で仕事をするテレワークでは、慣れた環境や満員電車に乗るストレスがないため、仕事に集中するためにパワーを使うことができます。
テレワークのデメリット
- オンとオフの切り替えが難しい
- ランチを食べに行く楽しみない
- 同僚とのたわいもない会話がなくなる
- 運動不足になる
- 時間の管理が難しい
オンとオフの切り替えが難しい
家を出発することで起きてから仕事をするまでの区切りが大きくできていたと思います。その区切りがテレワークによりなくなることで、うまく仕事を開始するモードに切り替えられないことがあるかもしれません。
ランチを食べに行く楽しみがない
ご自分でご飯を作っているの方ならお分かりいただけると思いますが、自分で作らないでご飯が出てくる感激は相当なものです。
テレワークをしているとすべて家の中で完結できてしまうため、あえてランチを食べに行くことが少なくなります。
同僚とのたわいもない会話が少なくなる
会社にいると同僚の様子がわかるので、話しかけていいタイミングを見計らってちょっとした会話を楽しむこともできます。
ランチを一緒に食べに行ったり、出勤や退勤時に一緒に駅まで歩きながら話をすることができます。
テレワークでは、チャットでのやり取りがメインになるので、顔が見えず話しかけるタイミングを見つけるのが少し難しいかもしれません。
過食や運動不足になる
テレワークで家にいるといつでも食べられる環境にあります。きちんと自分を律しておかないと、食べながら仕事をするなんてことになってしまいます。
通勤のために家から駅まで歩くことも駅から会社まで歩くこともなく、家の中だけの移動になるので、運動不足になります。
時間の管理が難しい
テレワークをすると、何時間でも仕事をできてしまいます。あと少し、あとここが終われば・・・など言っている間にあっという間に時間が過ぎてしまいます。
自分で時間をきちんと管理をしてテレワークに臨むことが必要になります。