ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)のパピーウォーカさんに会いに行く

日本盲導犬協会では、盲導犬に将来なる可能性のある子犬を1歳くらいまで育てるボランティアをパピーウォーカーと呼んでいます。

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YURI

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)を1歳になるまで育ててくださったのはパピーウォーカーです。

今回はパピーウォーカーについての記事とゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)のパピーウォーカーについての記事です。

パピーウォーカー

どんなことをするの?

パピーウォーカーとは盲導犬の候補になる犬を生後2か月頃から1歳になる頃まで、一般家庭で育てるボランティアのことです。

  • 日本盲導犬協会の飼育ルールに沿って育てること
  • 毎月1回開催されるレクチャー会に参加すること
  • 1歳ころには盲導犬協会へ帰すこと

などのルールがあります。

基本的には一般犬と同じように

  • 大切に愛情をたっぷり育てること
  • 様々な経験をさせて育てること
  • 人が大好きになるように育てること

が求められます。

だれでもできるの?

日本盲導犬協会がパピーウォーカーに求める条件を提示しています。その条件に一致すれば、パピーウォーカーになれます。

最近では、パピーウォーカーを希望する方が多くいるために、順番待ちが発生することもあるようです。

期間限定

パピーウォーカーは期間限定で飼育をします。その期間は生後2か月頃から1歳になる頃までです。

パピーウォーカーの期間が終わると、子犬とはお別れをしなければなりません。

3枚の写真はゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)がパピーウォーカーさんとお別れをして、日本盲導犬協会に戻った日のものです。

ハーネスを付けていて、立派に盲導犬として行動できそうに見えます。

お別れの後は?

パピーウォーカーに大切に愛情たっぷりに育てられた子犬は、日本盲導犬協会に帰ります。

日本盲導犬協会に帰った犬は、盲導犬候補犬として、訓練士から訓練を受けます。

訓練はいくつかのステージがあり、すべてのステージをクリアすると、盲導犬として認定がされます。

ステージをクリアできなかった場合には、キャリアチェンジをすることになります。

キャリアチェンジをすると?

キャリアチェンジをすると、ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)のように、一般家庭にペットとして迎え入れられることがあります。

その後にも

  • PR犬
    • イベントでデモンストレーションをするなど、PR活動をする犬です。
  • 介助犬
    • 介助犬として手足の不自由な方のサポートをする犬です。

と別のキャリアを築くこともあります。

パピーウォーカーとの別れ

子犬の期間を一緒に過ごし、1歳頃には日本盲導犬協会に帰ります。その時にお別れになります。

パピーウォーカーは犬とお別れした後それっきり会えないということはありません。キャリアチェンジが決まった場合には、その旨の連絡がパピーウォーカーに入ります。

次のキャリアに進む前に犬に会うことができます。そこでキャリアチェンジになった理由や今後のキャリアについて説明を受けて、最後のお別れをします。

キャリアチェンジの戻り先

もし、自分がパピーウォーカーをして育てた犬がキャリアチェンジした場合、キャリアチェンジ犬として迎え入れたいと考えるかもしれません。

しかし、それは、難しいです。パピーウォーカーとキャリアチェンジ犬を迎え入れるボランティアは両立できないというルールが日本盲導犬協会にはあります。

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)の場合

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)は日本盲導犬協会に帰る前にキャリアチェンジになる可能性が高いことがわかっていました。

1歳になる前のオペルです。パピーウォーカーから頂いた写真です。

キャリアチェンジをした理由

パピーウォーカー時代の1歳になるまでに健康診断を何回か受けました。

その結果、早い時点でゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)は股関節に異常がある可能性が高いと判明しました。

そのため、盲導犬になることは難しく、キャリアチェンジをする可能性が高いことがパピーウォーカーにもわかっていたようです。

キャリアチェンジが決定

いくつかあるステージの1つ目の訓練を終えた時点で、ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)はキャリアチェンジが決定しました。

キャリアチェンジが決定した後は、日本盲導犬協会が我が家とパピーウォーカーに連絡をしました。

我が家は日本盲導犬協会から連絡を受けて、早々に ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel) に会いに行きました。

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)のパピーウォーカーには、キャリアチェンジをして一般家庭の犬として今後は生活する旨と我が家に来ることが決まった旨の連絡が同時に入ったそうです。

そのため、ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)のパピーウォーカーは協会を通じて私たちに連絡先を教えてくださいました。

パピーウォーカーとの再会

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)が我が家での生活に慣れた後で、パピーウォーカーに会いに行きました。

慣れる前にパピーウォーカーに会ってしまうと、ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel)が混乱をしてかわいそうだとパピーウォーカーに指摘をいただきました。

確かにゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel) は我が家に来たばかりの時に慣れない生活へのストレスが原因と思われる下痢をしていました。

陽気な性格をしていると思われるゴールデンレトリバーですが、実は見えないところで我慢やストレスを抱えていることがあるようです。

我が家に来て1年くらい経過した後で、パピーウォーカーに会いに行きました。

パピーウォーカーに再開できたことはとても嬉しかったゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel) です。鼻を鳴らして甘えて、身震いをして全身で喜びを表現していました。

そんな姿を見たときにゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel) は、パピーウォーカーに大切にかわいがってもらって楽しい子犬時代を過ごしてきたんだとわかりました。

まとめ

ゴールデンレトリバー オペル(Golden Opel) のパピーウォーカー時代からキャリアチェンジするまでの流れをまとめるとこのようになります。

STEP.1(2010/8/8~2011/8/7)
パピーウォーカーに育てられる
STEP.2(2011/8/8)
日本盲導犬協会に帰る
STEP.3(2011/8/9~2011/10)
日本盲導犬協会で訓練を受ける
STEP.4
キャリアチェンジをする
STEP.5(2011/10/9)
キャリアチェンジの受け入れ先と面会をする
STEP.6
パピーウォーカーと最後の面会をする
STEP.7(2011/10/19)
キャリアチェンジ先でトライアル生活を開始する
STEP.8(2011/11/2)
正式にキャリアチェンジ先の家庭で生活をする